Skyzone Steadyview+ELRS V3.3レシーバーを購入!
ドローンのFPV飛行をする際に、SkyzoneのゴーグルSky04Xを使っていますが、VTXからの画像が時々乱れることがありました。
症状としては、ドローンの電源を入れるとVTXの画像が乱れ、画像が暗く、左右に画像が流れるような不具合がありました、ただしスロットルを上げていくとVTXの画像が正常に戻るという何とも不思議な現象。
この現象はSky04Xが販売されはじめた時からFacebookやTwitterでいろいろな方から報告がされていましたが、Skyzoneにて改修が行われませんでした、ところが今年の10月頃に突然対策方法が発表されました。
対策方法は、症状が出ないように対策されたSteadyviewレシーバーに交換するというもので、SkyzoneのオンラインショップやAliexpressにて発売されました。
今回は対策されたレシーバー "Skyzone Steadyview+ELRS V3.3" を購入したのでレビューしたいと思います。
なお、私が使っているゴーグルは以下の仕様です。
Goggle: Skyzone Sky04X V1
Reciver: Skyzone Steadyview 20200805 V1.2 ⇒ Steadyview+ELRS V3.3 に変更
Goggle FW1: V1.3.9 ⇒ V1.4.3 にバージョンアップ
Goggle FW2: V01.02.00.04
HW: V2.2.3.4
Antenna 1: Foxeer Micro Lollipop 15cm 5.8G Omni Angle SMA RHCP Antenna for Goggles
Antenna 2: Foxeer Echo 2 5.8G 9dBi Patch Antenna
届いたレシーバーの写真
レシーバーはハードケースに入っていました。
レシーバー表面
レシーバー裏面
このレシーバーはSky04Xが抱えていた画面ローリング現象を改善するために作成されたボードです。
このボードはExpressLRS(ELRS)対応版とそうでないものの二種類あり、対応版はELRS機器と連動してDVRのON/OFFを制御できます。
今回購入したものはELRS対応版を購入しました。
取り付ける作業手順は以下の流れで進めます
◆ 作業手順
- ゴーグルのファームウェアを最新にする(V1.4.3以上)
- Steadyview+ELRS V3.3 レシーバーをゴーグルに取り付ける
- ゴーグルの動作モードを "RF Steadyview X" モードにする
1 ゴーグルのファームウェアの更新
まず、ゴーグルのファームウェアをダウンロードします。
ファームウェアダウンロード元 ⇒ https://www.skyzonefpv.com/pages/download
ファームウェアをダウンロードする際、ゴーグルの名前、ゴーグルのバージョンを間違えないようにしましょう。
自分のゴーグルのバージョンがわからないときは、ゴーグルのバージョン確認画面にて確認しましょう。
赤で囲った部分がV1ならV1ゴーグル、V2ならV2ゴーグル、V3ならV3ゴーグルのようです。
私のゴーグルはV1ゴーグルなので、"SKY04X V1.4.3 firmware(read note before update)"をダウンロードしました。
ファイルはZIPファイルで圧縮されているので解凍しましょう。
解凍すると以下のファイルが入っています。
Sky04Xのファームウェアを更新モードで起動します。
ファームウェア更新モードで起動する手順 ⇒ パソコンとSky04XをUSBで接続し、ゴーグルを顔に装着した際に左側にあるダイヤルを押し込んだ状態で電源ボタンを押す、画面は何も映らないがファンのみ回る状態になる。
パソコンのエクスプローラーを開き、パソコンに接続されたドライブ一覧を見て、ゴーグルの内部ストレージ(私の環境ではUSBドライブと表示されていました)を見つける、見つけたらそのストレージに先ほどダウンロードしたファームウェア(2つのBINファイル)をコピーする。
コピーが終了したらUSBケーブルを取り外す。
ゴーグルを起動すると新しいバージョンのファームウェアに更新されている。
念のためゴーグルのファームウェアバージョン確認画面でアップデートがされているか確認する。
2 ゴーグルにレシーバーを取り付ける
使っているゴーグルについているレシーバーをゴーグルから外す
外したら、レシーバーを2つに分解する。
先ほど外した基板の所にSteadyview+ELRS V3.3 レシーバーを取り付ける
ゴーグルにレシーバーを取り付ける
3 ゴーグルの動作モードを"RF Steadyview X"モードにする
ゴーグルの電源を入れた後、左のダイヤルを押し込むとメニューが表示されるため、"RF Steadyview X" を選択する
レシーバーを変更して、VTXから送られてくる画像が綺麗になったとか、動きが良くなったとかはありませんが、画面ローリング現象が改善され使いやすくなりました(使っている日が浅いのでしばらく観察します)
次の記事ではELRS TXモジュールとGoggleのレシーバーを連携させ、ARMレバーの操作とDVRの録画を連動する設定を行います。
SKYZONE SKY04X V2 OLED 5.8GHz 48CH Steadyview Receiver 1280X960ディスプレイFPVゴーグルは、RCレーシングドローン用のヘッドトラッカーファンを備えたDVRをサポートします BETAFPV ExpressLRS ELRS 2.4GHz 868 / 915MHz最大500Hzレート500mW / 1WパワーOLEDスクリーンマイクロTXモジュール(冷却ファン付き)RCドローン用RGB LED RadioMaster TX16SMAXエディション2.4G16CHホールセンサージンバルマルチプロトコルRFシステムOpenTXMode2ラジオ送信機(CNCおよびRCドローン用レザー付き)Aliexpress販売ページ
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